職場での旧姓利用

旧姓利用の申請(のための住民票取得)

結婚したという届けを出すと同時に、旧姓(というか元の姓)の利用申請書も出す。
私の職場では添付として、元の姓と新姓が載った住民票の写しを出さなければならない。
ということで取得した住民票では、元の姓は斜線で消されて、新姓と自分のファーストネームが合わさった名前が記載されていた。まったくもって他人の名前のようにしか思えないし、何の感慨もない。
こんな手続きがこの先の人生で何回発生するのだろうと考えると、ペーパー離婚したいな、、、との考えもよぎる。ま、我慢できるところまでは我慢してみよう。自分の存在自体を考え直す良い機会だし。

話は前後するが、申請時の役所の人の反応がおもしろかったので書いておく。
初老のおじさんが最初は対応。このとき私は、住民票の申請者名として元の姓で申し込みしていた(半分無意識で書いてしまったのだけど、半分は作為的)。受付時に軽く「勢い余って旧姓で申請者名を書いてしまいました」と言うと、「大丈夫、大丈夫。」とありがたいお言葉。選択的夫婦別姓の考え方が浸透してきたのかしら、おじさんなのに考え方が若いな(←これはちょっと差別的かな)と気をよくしていたら、書類コピーの実作業をしてくれたおばさんが、「この申請者名で出すのはおかしいよ」と指摘してくれやがってorz。
しかも指摘の仕方がキツい。自分はミスを見つけたのよ、これが正論よー!と言わんばかりのトーンで、おじさんも困っている感じ。もー、早朝からこのテンションには参るわ。
おじさんはちょっと申し訳なさそうに、「じゃ、申請者の名字だけ書き直してくれるかな」と言ってきた。しょうがないから現在の戸籍上の姓に書き改めて、手続き終了。
このおじさんのような態度で対応してくれる人が増えることを願います。

旧姓利用の申請(職場にて)

旧姓が利用できる、といっても部分的。
私の職場では、本当の社員証として戸籍名が記載されたものが支給され、それにプラスして元の姓が記された仮カードが配布される。
戸籍姓のカードなんていらないんだが。
その他、旅費や給与などのお金関係と、健康保険は戸籍姓だ。
ハンコを一個、夫から恵んでもらったよ。。。笑