新しいサーバの整備(3日目)

SuSEの新しく入れたシステムをバックアップ

何はともあれ、バックアップをやっておきます。
YaST→システム→システムバックアップ を利用して、バックアップファイルを作る。保存先は、/root下とメディアへ。
バックアックをとる範囲を広く選択しすぎたのか、「ファイルの選択」というウィンドウが表示待ち状態で固まっている。ファイルの一覧取得に時間がかかっている模様。プロセスをみるとYaSTの機能?(/usr/lib/YaST2/bin/y2base backup -S gtk)が2時間以上、がんばっている。さらに暫し待っていると一覧が取得でき、ウィンドウに表示された。
とりあえずは、「すべてを選択」→「次へ」→「アーカイブを作成しています」画面→
「バックアップの概要」画面。ここで、結果が示される。

変更済みの次のファイルが見つかりました:294190
サイズ合計:5.56GB
どのパッケージにも属していないファイルが見つかりました:10427
サイズ合計:449.89MB
バックアップ対象として選択したファイル:304617

詳しいことはよくわからないが、「OK」で次へ進むと、当初は何も表示されていなかった「システムバックアップ」の画面に、先ほど自分で名前を付けたプロファイルが表示されている。
以下の手順で、まずisoイメージにしたものをDVDへ焼く。
(参照)http://ppwww.phys.sci.kobe-u.ac.jp/~akusumoto/linux/detail.php?d=command/command/cddvd

# mkisofs -r -J -o 20090520_2.7.27-21.iso hoge.tar hoge.xml
-r RockRidgeでlinuxのロングファイル名をサポートできて、 uid,gidがrootになる。
-J Jolietで、Windowsのロングファイル名をサポートできる。

ここでDVDのデバイスファイルを探さなければならない。メディアをインサートしたときに、勝手にデスクトップに作られるアイコンをみると、このDVD-ROMの名前は DVD RW AD-7590S とのこと。とにかく、関係するところを探しまくる。

# dmesg | grep
…省略
sr0: scsi3-mmc drive: 24x/24x writer dvd-ram cd/rw xa/form2 cdda tray
Uniform CD-ROM driver Revision: 3.20
sr 3:0:0:0: Attached scsi CD-ROM sr0

ata4.00: ATAPI: Optiarc DVD RW AD-7590S, 1.02, max UDMA/100

scsi 3:0:0:0: CD-ROM Optiarc DVD RW AD-7590S 1.02 PQ: 0 ANSI: 5

つまり、srデバイスドライバを使っていることが分かる(Linuxでは普通のことらしい。ここらの話題は3〜4年前の仕事で齧ったはずが、すっかり忘れていますな、悔しい)。次に、Linuxがデバイスを認識しているかを確認する。

# cat /proc/sys/dev/cdrom/info
CD-ROM information, Id: cdrom.c 3.20 2003/12/17

drive name: sr0
drive speed: 24
drive # of slots: 1
Can close tray: 1
Can open tray: 1
Can lock tray: 1
Can change speed: 1
Can select disk: 0
Can read multisession: 1
Can read MCN: 1
Reports media changed: 1
Can play audio: 1
Can write CD-R: 1
Can write CD-RW: 1
Can read DVD: 1
Can write DVD-R: 1
Can write DVD-RAM: 1
Can read MRW: 1
Can write MRW: 1
Can write RAM: 1

ここでCan write DVD-RAMが1になっているので、書き込みはできることが確認できた。
さて、先ほど作ったisoイメージを実際に書き込む。

# growisofs -Z /dev/cdrom=20090520_2.7.27-21.iso

各種ソフトのインストール

簡単に列挙だけ。
コンパイラ
icc … 最新版11.0.083(3月にUpdateされていた)。もちろんついでに、MKLも。
ifort… 最新版11.0.083。
インテルのサイトから、非商用目的でもDLできなくなっていた。30日間のお試し版のみになった模様。昔に取得したライセンスでDLする。これでも30日間の規定に引っ掛かるのだろうか?
インストール後はこの実行も忘れずに。全員共通の/etc/bash.bashrc.localにでも書き込んでおけば、誰でも使える。

source /opt/intel/Compiler/11.0/083/bin/ifortvars.sh intel64
source /opt/intel/Compiler/11.0/083/bin/iccvars.sh intel64

<エディタ>
xemacs